正しい枕とは
そもそも、正しい枕が存在するのか?とい事からの話になります。
よく、寝違え、慢性肩こりの方が来られた時にご質問で出るのですが
やまのて整体での枕の考え方なのです
正しい枕という考え方がありません。
調子が良ければなんでも良いですし、調子が悪ければ何を使っても厳しいことは厳しいです。
枕というと、首の骨とか頭の位置ばかりがクローズアップされますが、首の骨を順番にたどっていけば背骨になるわけで、首と背骨の周辺の筋肉が十分に柔らかければ何でも大丈夫なんです。という話になります。
また、ヨーロッパなどの欧米の人々のデータを参照に作られても、アジア圏の人と骨格や筋肉の絶対量が元々違うという理由があるので、アジア圏に属する日本人にはそもそも、海外メーカーの推奨する枕だと当たりはずれが大きいという(日本人の許容量を超える柔らかさ、固さがあるという事です)事実があります。
高いホテルなんかで泊まると、羽毛布団はうれしいのですが、羽毛枕なんかセットになっていますが柔らかすぎて肩こりとか寝違えになるって事です。
枕は消耗品です。どんなに高い枕を買われても、経年劣化でへたれますし、パイプ枕やそばがらもつぶれます。ある程度の時期に補充や買い替えは必要になることもご了承ください。
調子がいいとはどういう事なのか
子供のころは、板の間というかフローリングの床に寝ても、全然問題なかったと思います。
今はどうですか?
上質な柔らかい筋肉であれば、どんな状況下でも休息は取れますし、身体は休まります。しかし、大人になってくると、その余裕がなくなってきてしまいます。
身体が硬いという事は、運動不足であったり、疲れすぎていたり、人によって異なりますが、ストレッチをしても昔より体が硬くなった方全般に当てはまります。
ご自身で都合のいい枕をバスタオルで巻いて作ってみましょう。
→折りたたんで、必要に応じて縛ってみたりしてください(そのままでも十分オッケーです)
ご自分が寝やすい高さをご自身で作ってもらうのが一番いいんです。
ご自身で、寝やすいと思う高さを覚えてください。携帯写真などで記録されるのもいいと思います。
バスタオルで作る場合は毎日へこみますし、潰れます。毎日作り直してください。
やまのて整体で、正しい枕の話をまとめると
調子が良ければ、どんな枕でも環境でも大丈夫ですが、ダメなときは何でもダメ。
背骨から首の骨までが柔軟性がないと、どんな枕でも厳しい。
自分に合う枕がない場合は、バスタオルなどで自作してみる。
といったとことでしょうか。
枕というとセットは睡眠という事になるので、いっしょに書いちゃうんですが
やまのて整体で施術を行い、ストレッチ指導なども含めてケアを行っていく目標としては、首の骨から背骨のライン、ずっと下まで尾てい骨まで左右に強くて重要な「脊柱起立筋」の改善を狙っています。
首から尾てい骨まで、背骨の横には「脊柱起立筋」という筋肉が左右に存在し、仕事するぞ!急に何かあってもすぐ動けるように待機するぞ!っという(自律神経が交感神経優位の時になる状態の)時に固くなるように体が指令を与えています。
つまり、背骨周辺ががっちがちの人は、休憩したり寝ていも、完全な休息をとれていない状態になっているという事なのです。
そういう時はストレッチしてもいつもより硬くなったりします。
その脊柱起立筋を緩めると、首周辺の筋肉もゆるみ、どんな枕でも寝やすく、深い睡眠をとりやすくなります。
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